[Excel] ミリ秒の計算

2018年11月5日月曜日

Excel

時刻型データの計算

Excelで時刻型データの差分を計算する場合は、単純にセルの値同士を引き算すればいい。

C1の数式は =A1 - B1


内部フォーマット

日付は1900年1月1日が起点1となる整数で表現されている。
例えば、1900年1月2日であれば、2。2018年10月2日であれば、43375になる。
DATE関数

時刻は1日を1とした小数として、表現されている。
例えば、12時ちょうどであれば、0.5になる。
TIME関数

1900年1月1日と9999年12月31日の1ミリ秒のシリアル値を比較してみよう。

日付が小さい場合と大きい場合で、小数部の桁数が異なることから、浮動小数点数で格納されていることがわかる。

ミリ秒の計算

シリアル値から日付や秒を取得するのはDAY関数やSECOND関数を使えばいいけど、ミリ秒は専用の関数が用意されていない。
DAY関数
SECOND関数

なので、シリアル値で計算した後に1日のミリ秒数をかけて、整数値にする必要がある。

まず、ミリ秒まで表すにはセルの書式を以下にする。
hh:mm:ss.000

C1の数式を =(A1 - B1) *24*60*60*1000 にして、書式を数値にすればOK。